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むかしの戸籍(こせき)

  あわてた家の人は家に帰り、入籍の証拠(しょうこ)となる書類(しょるい)をさがしたところ、見(み)つかったので役場に持って行きました。
 そこで役場もやっと認(みと)めてくれて、次女として受けつけ、長女もその時、はじめて戸籍に入ることになりました。
 ところが家の人はあまりにビックリしてあわてていたため、長女と次女の名前をまちがって書いてしまいました。
 だからその家の姉妹は、本名と戸籍の名前が、死ぬまでちがっていたそうです。
(おはなし 梅原ハツイ、桑田美智子、森 米子)



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