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いわしあみ(かけあみ)

  桑田さんのおばあさん(明治35年生まれ)が小さい頃、夏には長崎から異人(いじん)さんが、よく海水浴(かいすいよく)にきました。
 当時、香焼の人たちは、トマトを食べる習慣(しゅうかん)がなかったので、異人さんたちが、トマトを食べているのを見(み)て、気味悪(きみわる)がったそうです。
 そして子どもは、トマトの残りかすを「これは異人さんの食(く)いもの」と言って、棒(ぼう)でつついていました。
(おはなし 梅原ハツイ、桑田美智子、森 米子)



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