へぐらのすす

 むかし、子どもたちは海に泳(およ)ぎに行く時は、かならず家の人に、へぐら(かまど)のすすを、頭の前と後ろに、
 「荒神(こうじん)さんいただいていけー」と言って、つけてもらってから行ったそうです。
 これはすすをつけることで、
かまどの神さん(荒神さん)の目が光って、海のカッパにつれて行かれないようにしたおまじないです。
(おはなし 寺濱シゲイ、中尾スエ、松下コミ、山本スエ、山本ミヨコ)



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