ペーロン
むかし、ペーロンは、浦(うら)と里の2つの部落で2日間かけて競漕(きょうそう)をしていました。 どちらが勝っても、選手どうしのケンカがたえなかったそうです。 里から浦へ嫁(よめ)にきた奥さんは、浦が勝つと、ペーロンから帰って来ただんなさんには風呂(ふろ)も沸(わ)かさないくらい、ペーロンの勝ち負(ま)けは大事なことだったそうです。