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ふろんこうの井戸

 ビックリした家の人たちは、すぐ家にあるだけのまんじゅうや食べ物を、井戸にそなえました。
 そして井戸の中に向かって、孫は手を合わせながら「おいが悪かった。かんにんね。もういたずらせんけん、ばあちゃんば助けて下さい……。」と涙を流しながらおがみました。
 するとそのあくる日、おばあさんの熱はスッカリ下がって、元気になったそうです。
(おはなし 関 東士)



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