浦の昔ばなし

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青春は「弘法(こうぼう)さん」
だった

 楽しみの1つは、下の運動場(今の健康福祉センターなどの敷地(しきち))に出店が立つことでした。
 紙で作ったへいのようなものに小さな穴があいており、そこから紙芝居のように、1コマ、1コマ、場面が変わる「のぞき」で「貫一(かんいち)お宮」などの話を楽しみました。料金は1銭(せん)か2銭でした。(1円が100銭)
 また、お祭りの終(お)わったあと、男も女も一緒になって、持ち寄ったごちそうを食べたり飲んだり、お祭りの話をしたりする「汗(あせ)流し」のひと時も楽しかったものです。

(おはなし 大井 誠、坂井政義、坂井イチヨ、島田トミ、寺下マサヨ、寺濱ツヤ子、
時津スエコ、徳永九州男、徳永タツエ、船場慶一郎、松村ヨリエ、山崎廣樹)



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