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ペーロン

 1日目の予選(よせん)で負けた部落は、ペーロン船の下に木炭(もくたん)を燃やし、一晩中、船を乾燥(かんそう)させて軽(かる)くしてまた船の外板(そといた)には、びんつけ油(髪の毛をピッタリくっつけるのに使う油)をぬって、翌日(よくじつ)の決勝戦に備(そな)えたりしました。
 「赤勝て、白勝て」の応援(おうえん)の言葉があるように、はちまきの色は浦が赤、里が白でした。これは今でもそうです。
(おはなし 大井 誠、坂井政義、坂井イチヨ、島田トミ、寺下マサヨ、寺濱ツヤ子、
時津スエコ、徳永九州男、徳永タツエ、船場慶一郎、松村ヨリエ、山崎廣樹)



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